たまごを産むまでの道のり

初生雛(しょせいびな)/生後2日目

岐阜県にある孵卵場で生まれたヒナは、トラックで輸送され翌日には当農場へやってきます。

孵化するとき、ヒナは嘴の先の方にある突起を使って卵殻を破ります。その名残がまだ嘴に残っています。生後3、4日で分からなくなります。

鶏のヒナは燕や鶯のヒナとは違い、生後2日目には自ら餌・水を探し飲食できます。餌はすぐ足元にあるんですけどね。

ヒナの餌は、当農場自家製の玄米(小米)を3日目まで与えます。4日目からは成鶏と同じ餌を与えます。
生後9日目
生まれた時は羽がだいぶ短いですが、それからどんどん伸びて尾に届きそうなヒナもいます。
4日目頃から配合飼料の他に、草(緑餌/りょくじ)を与え始めます。ハコベなどの葉が柔らか目の草を食べています。鶏さんは草が大好きです。
生後13日目
運動能力がだいぶ良くなってきます。羽ばたいたり、走り回ったり、ジャンプしたり。
そろそろ窮屈な枠を外す頃です。
生後22日目
ひよこちゃんの面影はまだありますが、トサカの原型がはっきり見えます。
生後66日目(中雛期/ちゅうすうき)
少しお姉さんぽくなってきましたね。でもまだあどけない感じがキュート。
生後90日目(大雛期/だいすうき)
成鶏用の餌ではなく、大雛用の粗飼料を与えます。
成鶏用ですと魚粉タンパク質の影響で早熟してしまい、産卵時期は早まりますが体が小さいため小さい卵しか産めません。ですので、魚粉なしで米と米ぬかともみがら中心の粗飼料でじっくり体を大きくしていきます。
生後180日目(成鶏)
お待たせしました。卵を産み始めました!美味しい卵を産んでくれてありがとう。


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